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職員紹介




外国銀行とwin-winの関係を築く

ロンドン支店は欧州のマネーマーケットで、外貨資金の調達やクレジット投資を中心に活動しています。支店のスタッフはおよそ60人で、このうち15人が日本からの駐在者という陣容です。

こちらで私は、まず管理班で支店の会計、税務、当局報告、モニタリング、ITなど幅広い業務に携わりました。まったく未経験の分野が多く、おまけに英語環境ですから、初めは言葉が理解できないのか業務内容が理解できないのか、その区別すらつかない状況でした。それでも半年ほどすると慣れてきて、1年後には意思の疎通に不自由しなくなり、成果を出せるようになりました。

現在は、ロンドン支店の市場班に所属しています。市場班が担当するのは数兆円規模となる外貨の調達で、主な取引相手は外国銀行。相手先を訪問して意見交換することもあり、お互いのニーズを確認し合ってwin-winの関係を築くように心がけています。日本経済の回復傾向は、欧州のマネーマーケットでも認識されています。また、農林中央金庫は欧州においても独自のプレゼンスを持つことから、新規に取引関係を持ちたいとアプローチしてくる外国銀行も増えてきています。

今まさに、外貨調達の最前線にいると実感

私の1日は、地下鉄で約30分の通勤で始まります。8時にオフィスに到着し、マーケットの動きをチェック。9時半から朝のミーティングを開き、オペレーション開始。マネージャーとして全通貨のコントロールに気を配りつつ、各ディーラーのとるポジションも管理します。

午後からは、週に1回開くウィークリーミーティングで各国の経済状況などについて議論し、スタッフ同士の認識を共有しています。必要に応じて、本店、ニューヨーク支店、シンガポール支店の資金担当者と電話で打ち合わせも行います。マネーマーケットは完全にグローバル化しているため、各拠点との連携が非常に大切なのです。こうした日々の業務を通じて、今まさに、外貨資金調達の最前線で仕事をしているという実感が得られます。

入庫当初は、自分が担当するとはまったく予想していなかったマーケット業務ですが、今ではすっかり魅了されている状態です。資金為替部やロンドン支店で積んできた調達の経験を活かし、今後は投資業務も手がけてみたいと思います。


一日のスケジュール

7:50~8:30
金融市場動向のチェック
情報端末や金融機関からのレポート等を用いて昨日の帰宅後から今朝までのマーケット動向をキャッチアップする。
8:30~9:00
班内ミーティング
GBP、EUR、USD、JPYの主要通貨にかかるマーケット動向について、各ディーラーからの報告を受けつつ、意見を交わし、あわせてその日のオペレーションの留意事項などの申し送りを行う。
9:00~12:00
取引開始、ポジション・メーキング
各通貨のポジションや対リミット状況をチェックしつつ、班としてのポジション・メーキングを検討する。欧州圏の主要経済指標のほとんどは、この時間帯に発表されるため、こちらにも留意が必要。必要に応じてディールの指示をする。
12:00~13:00
昼休み
高くて不味いと評判のロンドンの食事事情であるが、工夫次第で美味しいものにもめぐり合える。最近は、近くの市場でのテイク・アウェイが気に入っている。天気がよければ、重厚なたたずまいの建物が多い支店近辺を散歩して気分転換。
13:00~15:30
取引再開、当日取引の終了
概ね午前と変わらないが、米国の指標発表が入ってくるため、マーケットが大きく動くことも多く気が抜けない。
15:30~16:30
週次ミーティング
支店マネジメントに現在のポジション状況等の説明を行う。必要があれば、ストラテジー変更を提案し、ポジション量の調整を諮る。
16:30~17:30
ポジションおよび取引執行状況の確認
その日クローズ時点のポジションおよび取引執行状況のチェックを行う。あわせて各種日次報告を作成し発信する。
17:30~19:00
マーケット状況報告等
欧州中心にマーケット状況をとりまとめ、レポートを作成する。ニューヨーク支店とも意見交換を行う。また、日中は手をつけられなかった業務をこの時間帯に集中して行うことが多い。
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