

福岡支店で法人融資を担当したときのこと。工場設備や機械の設計・施工をする会社に対して、シンジケートローンを実施することになりました。繁雑なシンジケートローンの手続きをこなしたこともいい経験でしたが、融資先の企業の取締役と懇意になり、ふだんはなかなか見せてもらえないような工場や、農業試験場などを案内してもらうことができたのも印象に残る出来事でした。
法人融資と言っても、取引にあたるのは人間同士であり、良好な人間関係を築くことが大切です。金利条件を巡って他行と競うことになりますが、取引の決め手は決してそれだけではありません。「農林中央金庫さんには、昔大変お世話になったので・・・」と言って、他行よりやや条件が悪くても、借りてくれる企業もあるのです。金融機関ですから数字は非常に大事ですが、それだけでは測れない人間関係や感情などが、その企業との取引の歴史となって積み重なっていることを学びました。
現在私は、水産系の全国組織などに対する貸出業務を担当しています。農林中央金庫がオンリーメインの金融機関として貸出をしている取引先も多く、一般の法人融資とは大きく性格が異なります。取引先の経営状態、将来の事業計画など、事業や経営の中身にまで深く踏み込んで、金融的な側面から積極的にアドバイスしていくことが求められているのです。
そんな中で心がけているのは、人間関係を深めていくことで、取引先のことをより深く知ることです。ここでもやはり、人間同士のコミュニケーションが重要。数字の背後にどんな想いがあるのか。その想いまで汲み取った上で数字を理解し、最適なアドバイスをしなければなりません。福岡支店時代の法人融資と性格は異なりますが、人間関係を大切にすることに変わりはありません。広い視野を持ちながら、取引先から信頼される人間に成長していきたいと思っています。
| MON |
【 朝会 】
・一週間のスケジュール、優先事項について整理する。 【 他部からの照会・確認事項 】 ・取引先に確認作業を行う。
【 資金計画について打ち合わせ 】
・取引先より下期の資金計画について説明を受ける。読み込みを行い、不明な点を洗い出す。 【 他部への報告 】 ・午前中に確認した事項について他部に報告を行う。 |
| TUE |
【 取引先訪問 】
・昨日説明を受けた資金繰り計画、さらに今期の設備投資計画の詳細についてヒアリング。表面的な数字だけでは把握できない部分についても説明を受け、ニーズを探る。
【 資料作成 】
・午前中のヒアリングをもとに、会議のための資料を作成。上司と相談しつつ、先方の希望する資金計画が妥当なものかどうか検討を行う。 【 取引先からの照会事項 】 水産部だけでは不明な点があるため、翌日関係部に照会することとする。 |
| WED |
【 所管部への照会 】
・前日の取引先からの照会内容について、関係部に照会を行う。その結果を受け、上司と今後の方針について打ち合わせを行い、対処する。
【 所管部への報告準備 】
・関係部と作業詳細について打ち合わせを行う。 【 移動 】 ・翌日の八戸への取引先訪問のため、現地の下調べをしてから移動。 |
| THU |
【 取引先訪問・各種施設見学 】
・取引先の第一四半期実績について説明を受ける。 ・八戸港や取り巻く環境について説明を受け、実際に取引先の方に同行し、漁港や市場など関連施設を見学。
【 工場見学 】
・当社の工場設備(水産加工工場)を見学。 ・不明な点については質問をして疑問を解消する。 【 移動 】 ・帰京。 |
| FRI |
【 訪問記録作成 】
・取引先訪問(工場等各種施設見学)について記録を作成。その他出張にかかる書類を整備。 【 取引先の近況とりまとめ 】 ・ヒアリングした当社の第一四半期実績についても整理を行う。
【 スケジュール確認 】
来週のスケジュールを確認するとともに、今週予定していたことの進捗具合について確認を行う。 【 所管部への報告 】 ・月次の報告物について取りまとめを行い、報告を行う。 |
| SAT |
・首都圏でパ・リーグの試合があれば野球観戦。
・機会を見つけて地元に帰る。 |
| SUN |
・買い物などをして過ごす。友人と食事に行くことも。
・夜はテレビでのF1観戦。 |