

現在、私が所属する債券投資部は、市場投資部門のポートフォリオ戦略、換言すれば農林中央金庫が保有する40兆円を超える運用資産を、どの投資先にどれだけ配分するかの立案、および債券投資にかかる企画・執行を担当しています。市場投資部門は大別すると、経営層から部長、課長、担当という階層で構成されていますが、ポートフォリオ戦略に関する重要な意思決定は、経営層および部長で構成される「市場ポートフォリオマネジメント会議」で組織的に決定されます。
私たち担当職員はその下で、市場動向・経済見通し・リスク分析などの投資環境分析に加え、農林中央金庫のポートフォリオの状況や財務見通しなど、多面的な分析作業を担当することになります。地域別では、日本・米国・欧州・その他の地域。資産別では、債券・株式・クレジット・オルタナティブ資産といった切り口で分析を行い、局面に応じた機動的な資産配分の見直しを進めていくことが、その主要な任務となります。
昨今のサブプライムローン問題に端を発した金融市場の危機は、世界の金融機関の経営を揺さぶり、今なお混迷を深めています。こうした投資環境の中では、農林中央金庫もより高度なポートフォリオ運営能力が要求されています。つまり私たちも、各国当局の対応や市場の反応について的確な情報収集と分析を行い、市場に遅れることなく適時適切な対応を取れるよう、つねに強固なポートフォリオを備えておくことが求められているのです。しかも私たちが立案した原案は、経営判断をも左右する重要な材料となりますから、プレッシャーがないと言えばうそになります。
それでも世界有数の機関投資家である農林中央金庫の担当職員として、マーケットの最前線に身を置くことの醍醐味が、自分自身のモチベーションとなっています。今後は、先輩たちの洞察力やものの見方・考え方を吸収しながら経験を重ね、高い専門性や判断力を身につけて、マーケットや国際経済の動きについて自分で判断できるようになりたいと考えています。たくさんの知識と経験を備えた、バランス感覚に優れた職員になることが、私の目標です。
| MON |
アロケーション方針の変更に向けた資料作成。
週次部内ミーティング。前週の世界各国の市場動向や経済指標等を確認し、投資スタンスを共有。
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| TUE |
証券会社のエコノミストが来店。各国の経済状況と今後の見通しについてヒアリング。
月例金融経済見通しの資料作成。
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| WED |
中期的なアロケーション戦略策定のための、シミュレーション作業。
ファンド投資部長会の事務局として、会議出席。会議後、議事録作成。
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| THU |
市場ポートフォリオマネジメント会議を傍聴。
ヘッジ会計適用取引の有効性・残高検証。
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| FRI |
アロケーション方針策定のためのシミュレーションファイルの見直し。
ファンド投資のパフォーマンスレビューに向けた資料作成・取りまとめ。
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| SAT |
現在、2歳になる息子とともに家族でショッピング。
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| SUN |
知識の幅を広げるための勉強や読書。
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